乗馬で股関節や腰痛で悩む前のストレッチ法

乗馬を楽しみたいのに股関節が硬くておまけに腰痛もある。生涯続けるためには自分の身体のケアも必要です。まずは硬くなったカラダを柔らかくしていきましょう。そして生涯続けられるカラダでい続けることが何よりも楽しむためのポイントです

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乗馬の上達には股関節が大事

誰だって乗馬を早く上達させたいと思いますよね。それにはカラダの中心にある股関節の動きをよくする必要があります。股関節は足と胴体を繋ぐ関節です。この関節が硬かったり筋肉が少ないと働きが悪くなるのでうまくバランスがとれなかったり姿勢が崩れたりします。

 

股関節周りの筋肉に注目しよう

股関節の動きをよくするにはどうすればいいのでしょうか?実は関節が硬く感じたり、中には痛みを感じることもありますがこれらは全て筋肉が原因であることが多いのです。関節というのは骨と骨の隙間の部分。つまり関節が硬いという言い方は本来しません。

 

股関節を形成する筋肉の紹介

股関節を形成する筋肉をみていきましょう。

・大腿四頭筋

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前ももの筋肉ですね。前ももの筋肉が硬くなったり弱ったりすると足を上げる動作ができなくなります。階段を上がるときにも足を上げますよね?うまく足が前後に開かないことや立ったまま靴下が履けなくなってきたら大腿四頭筋の筋肉が硬くなり弱くなっていることを自覚しましょう。

 

・臀部(大殿筋、中臀筋、小殿筋)

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臀部はお尻の筋肉を表します。お尻の筋肉も股関節の動きに大きく関与します。骨盤を後ろから覆うように筋肉がついていることで衝撃を吸収するクッションのような働きもあります。しかい日常のデスクワーク等で座りっぱなしが続くことで常に筋肉が押しつぶされ硬くなります。

 

結果的に足を横に広げることが制限されたりすることで股関節が硬いと感じることがあります。臀部の筋肉を強化し柔らかくすることで乗馬においても腰の負担を軽減したり、骨盤の安定性を保ったりすることに役立ちます。

 

・ハムストリングス

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大腿四頭筋の真裏に位置するハムストリングス(大腿二頭筋)。裏ももが硬くなっても股関節の可動域に制限が発生します。ハムストリングスは足を後方へ上げる動作に大きく関与します。後方へ上げる動作は乗馬でも日常生活でもあまりないかもしれませんが大腿四頭筋とのバランスをとるのが役目です。

 

大腿四頭筋が硬くて足が上がらないときはハムストリングスも硬くなっていることが多いと考えていいでしょう。両者はそれぞれが均衡を保つことで成り立っています。どちらか一方が硬くなったり弱くなったりすることもありますが、その際に骨盤がゆがみ始め腰痛に直結することもあります。

 

よく乗馬をして腰痛になる人はハムストリングスや大腿四頭筋の硬さ、筋力不足が原因で起こる場合がありますので覚えておくといいでしょう。

・内転筋

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内転筋は足を横に開いたり、閉じたりするために働く筋肉です。この筋肉が硬くなったり筋力が弱くなったりすることで骨盤のゆがみ、そして足が開かなくなります。開脚するにもこの筋肉が柔らかいかどうかがポイントになってきます。しっかり柔らかくしておきましょう。

まとめ

股関節は主に取り上げた4つの筋肉に絞られますが人体には数百という筋肉で構成されています。関節ではなく周りにある筋肉の柔軟性や筋力が動きを定めていることを覚えておきましょう。特に今回は筋肉の衰え、硬さが結果的に骨盤の不安定さを助長することが問題です。腰痛、膝の痛み、どれも乗馬にも関係してくるものですよね。まずは自分自身のカラダも見直すこと。いつまでも健康なカラダを目指していきましょう。