乗馬で股関節や腰痛で悩む前のストレッチ法

乗馬を楽しみたいのに股関節が硬くておまけに腰痛もある。生涯続けるためには自分の身体のケアも必要です。まずは硬くなったカラダを柔らかくしていきましょう。そして生涯続けられるカラダでい続けることが何よりも楽しむためのポイントです

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乗馬に重要な股関節の働き

乗馬と股関節

乗馬をするにあたって重要な股関節。皆さんは股関節がどこにあるか知っていますか?
多くの方は股間付近や脚の付け根と連想する方が多いと思います。実際にはお尻の奥に近いあたりにあり、太ももの骨(大腿骨)が骨盤と接する部分の関節が、股関節です。

 

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仮に股関節に炎症や障害が発生するとお尻や太もも、腰のあたりに痛みが生じやすくなります。他にも歩き方が崩れ骨盤がゆがんだりすることで坐骨神経痛や慢性腰痛も発症します。
股関節は、日常のすべての動作に影響する大切な部分です。

 

特に乗馬をするにあたって股関節の動きが硬かったり、筋力が少なかったりすると骨盤が安定せずに膝の衝撃吸収も弱く馬との一体感を保てずバランスを崩しやすかったりします。

 

乗馬の姿勢として、頭、肩、お尻、かかとが一直線上にある。肩甲骨が真っすぐになっている。肩の力が抜けている。肘が適切な角度で曲がっている。膝の力が抜けている。足首の力が抜けている。体重が左右の坐骨に均等にかかっている。

 

これらの姿勢を適切に維持するためには股関節の動きが大切になります。腰が硬いと思っている方は多いですが腰の前に股関節が関係していることをここで知りましょう。また股関節は困ったことに加齢とともに硬くなってしまいます。

これらの原因は筋肉量不足と柔軟性低下の2つに問題があります。結果として股関節にかかる負担が大きくなり、日常動作に支障をきたしたりします。痛みが出てから気づく方がほとんどですがある程度の硬さを示すサインがあるのでチェックしてみましょう。

股関節チェック

・座った状態から開脚で90℃以上開かない。

・歩幅が狭くなった

・平らなところでつまずく

・いすから立つとき、机やひざなどに手をつく

・階段が上りづらい

・正座ができない

いかがでしょうか?上記のチェックポイントで2つ以上当てはまるものがある場合は硬くなっていたり筋力が弱くなっている可能性があります。特に股関節の筋力、柔軟性不足が進行すると乗馬どころではなくなることもあります。

 

放置すると股関節症になる

股関節をそのまま放置するとクッションである軟骨部分がすり減り炎症が起きて痛みまでもが発症することがあります。20代~30代であればまだ筋肉や骨が股関節をサポートしてくれますが中高年になるにつれて代謝が落ち、太りやすくなり、運動もしないでいると筋肉が弱まることで関節の負担が増大しちょっとの動きでも痛みが出ることがありあます。

 

更に放置し続けると可動域が制限されかばうようになり、ありとあらゆるところに痛みがでることもあり、乗馬どころではなく歩けなくなることもあります。

 

股関節を鍛えよう

生涯現役のカラダでいるためには股関節を鍛えたり柔らかくすることがより重要なことであることがわかりますね。筋力UPは特に加齢に反する行為ですからどんどん股関節の筋トレをしましょう。そして同時に柔軟性UPにはストレッチをして開脚もできるレベルにしましょう。

 

筋肉は年齢関係なく成長する器官であります。年齢を気にすることよりも自分自身の健康に気を使い、生涯現役でいるために、そしてなによりも乗馬を続けるためにも股関節には注目しておきましょう。